819 <中華料理店は夢を見る(前)>
王中はこの6月10日でめでたく開店20周年を迎えた中華の名店です。このところ連日お祝いの酒盛りが続くこの中華料理店へ、私も先日お邪魔をしました。いや~、本当に楽しかった!貸し切りの宴会だったとはいえ、普通にお酒を飲むだけ、料理を味わうだけの人などほとんどいないのです。ギターにベース、簡易ドラムスに、パーカッション、アコーディオン(の原型の楽器)などを持参した人が、当たり前のように楽器を演奏し、唄とくれば、ジャンルも全く関係なしで、店内のお客さんが次から次へと持ち歌を唄う。もしもいちげんさんが入ってきたら、何の店かと思っただろうな(笑)。
実はこんな様は、王中ではそう珍しいことではなくて、夜になるとギター片手にいい気持ちで唄っている人が結構います。日によっては、お客さんのミュージシャン率が異様に高いこともあります。そのわけは、店主の中島庸斗さんからしてミュージシャンだからです。その昔、ナッツベリーファームという人気バンドのフロントマンとして鳴らした方で、私がお邪魔した日も、かつてのメンバーと共に数曲を演奏してくれました。なんでも、唄いたくて仕方がなかったとか!
このブログを読まれて興味を持たれた方、悪いことは申しません、迷わず王中を訪れて下さい。あ、れっきとした中華料理店なので、ちゃんと注文をお願いしますよ!ライブハウスではないので(笑)。と、ここまでが王中のベタな紹介です。次回は私が感じるところの、王中の真なる魅力について、熱く語りたいと思います。もうすでに熱いかもしれませんね。
また中華料理店にして、この配色は異端であり冒険だと思う。イエローがない!ムム、おぬし、やるな!