972 <『人生フルーツ』をどうぞ。>

『人生フルーツ』という映画を観ました。新聞で記事を読んで面白そうだなと思ったのですが、たぶん観に行かないだろうなという気がしました。(そういう類いの映画が私にはあるのです。)ところが先日友人がこの映画に出会って、以前からいろいろ考えていたことと合致する内容が多かった旨をメールで送ってくれました。是非観るべきであると。読んでいるとどうしても観たくなってきて、唐突に出かけたわけです。友人は映画関係者ではないのですが、こちらの気持ちを湧き立たせるに充分な情報を与えてくれたのですね。こんないいサポーターを持ったなんて、『人生フルーツ』は幸運な映画です。


以下は『人生フルーツ』の公式サイト(http://life-is-fruity.com/)の作品解説からです。


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愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの一隅。雑木林に囲まれた一軒の平屋。それは建築家の津端修一さんが、師であるアントニン・レーモンドの自邸に倣って建てた家。四季折々、キッチンガーデンを彩る70種の野菜と50種の果実が、妻・英子さんの手で美味しいごちそうに変わります。刺繍や編み物から機織りまで、何でもこなす英子さん。ふたりは、たがいの名を「さん付け」で呼び合います。長年連れ添った夫婦の暮らしは、細やかな気遣いと工夫に満ちていました。そう、「家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない」とは、モダニズムの巨匠ル・コルビュジエの言葉です。


かつて日本住宅公団のエースだった修一さんは、阿佐ヶ谷住宅や多摩平団地などの都市計画に携わってきました。1960年代、風の通り道となる雑木林を残し、自然との共生を目指したニュータウンを計画。けれど、経済優先の時代はそれを許さず、完成したのは理想とはほど遠い無機質な大規模団地。修一さんは、それまでの仕事から距離を置き、自ら手がけたニュータウンに土地を買い、家を建て、雑木林を育てはじめましたーー。あれから50年、ふたりはコツコツ、ゆっくりと時をためてきました。そして、90歳になった修一さんに新たな仕事の依頼がやってきます。


 本作は東海テレビドキュメンタリー劇場第10弾。ナレーションをつとめるのは女優・樹木希林。ふたりの来し方と暮らしから、この国がある時代に諦めてしまった本当の豊かさへの深い思索の旅が、ゆっくりとはじまります。

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お二人の生き方が丁寧だと思いました。そしてできれば私も、そのようにありたいと感じる生活です。共感する人はきっと多いでしょう。『人生フルーツ』は単館ロードショーながら、ヒット中とのことです。関西では十三の第七藝術劇場で上映中です。興味のある方は是非どうぞ。


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by ekakimushi | 2017-02-26 21:20 | 私のお気に入り | Trackback | Comments(0)
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