昨日無事三人展が終了いたしました。期間中に来廊下さったみなさま、どうもありがとうございました。せっかくお越し下さったのに、私の不在でお会いする事ができなかった方、誠に申し訳ありませんでした。


この三人だけで展示をするのは今回が初めてで、次があるかどうかもわからない。もしかしたら最後だったかもしれません。そう考えると、三者の個性が並んでいた海月文庫の空間が実に貴重なものに思えます。ああ、終わったんだ。


今回は会期中になかなか在廊できずで、たくさんのお客さんとお会いするチャンスを逃したことが残念でした。本当にもったいないことをしました。また台風22号にも見舞われ、天候に泣かされた展覧会でした。そんな中、びしょ濡れになってきて下さったお客さん!もう頭が上がりませんよ。


次の展示は(って、早いか…笑)来年10月の個展になると思います。そのときは、台風の野郎、絶対に来るんじゃないぞ! 

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お遅くなりましたが、10月19日(木)〜25日(水)海月文庫さんでの3人展「あの日」の各人の在廊予定です。

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山本 孝:19日(木)、25日(水)

松田幸子:19日(木)、25日(水)

中川洋典:19日(木 16:00〜)、21日(土)、25日(水 15:00〜)

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今回は諸事情ございまして(って別に何があったわけでもないのですが…笑)、在廊が不安定で申し訳ありません。

こんな感じで、お待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 

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こんな感じで搬入ができました。





















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二週間前に二通の封書が届きました。それぞれ別なところから届いたにもかかわらず、内容はよく似ていました。端的に言うと、以前私が出版した本を、別な形で扱いたいという申し出でした。ひとつは『焼き肉を食べる前に。』という読本を、点字翻訳をしたいという先さんから。もうひとつは『きいてるかい オルタ』という絵本を、道徳の教科書に載せたいと言う先さんから。私にしたらこのようなケースは稀です。それが同じ週に二つも届く。重なるときは重なると思わざるを得ませんね(笑)。


点字本のほうは、私の承諾等は必要ないので、お知らせの意向として書かれていました。もちろん今まで自作本を点字翻訳してもらった事はありません。『焼き肉を食べる前に。』は食肉業に携わる人のインタビュー集で、目の不自由な方のために原本に補足的な説明を加えるとのことです。実際に屠畜を見学する機会は誰にでもあるわけではないので、このケースは視覚障害のある方とない方との間の垣根は、もしかしたら案外低いかもしれないなと思いました。補足説明を加えた点字版『焼き肉を食べる前に。』を読んでみたいものですが、残念なことに私は点字が読めないんだ💦


道徳の教科書の方は、3年後の出版を目指しておられるそうで、わずか4ページの割当です。つまり4ページの中に、32ページものの絵本である『きいてるかい オルタ』を編集して収めるのです。レイアウト案を見ると、かなり割愛や変更があって、なかなか難しそうです。(もちろん私が編集に関わるわけではありません。)この絵本を作っているときは、道徳教育に使われるなど、全く想定もしていなかったので驚くばかり。実はこの本は、道徳書用の流用がこれで二度目なのですから、今回もピンとこない作者はほとんど置いてきぼり状態ですね(笑)。


それで思い出したのが、とある作家さんの言葉です。「作品は世に出たら、後は読者のものです。作者の知らないところを作品は一人で歩いて、作者の思いもよらない人と出会っているのです。」この言葉を目にしたとき、一度はそんな台詞を言ってみたいと思ったものです。そして、確かに作品とはそういうものなんだと納得しているこの二週間です。私の知らないところで、二冊の本がいろいろ経験を重ねている。その喜びはささやかなのですが、涼しくなったこの季節に、少しだけ胸の奥を温かくしてくれたのです。


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そうだな、作品だけではなく、私も少しは世の中を出歩こうっと。





















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今月19日からの三人展のお知らせです。

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〜3人展「あの日」〜

山本孝 松田幸子 中川洋典 

場所:海月文庫アートスペース

https://www.kuragebunko.com

期間:10月19日(木)〜25日(水)

時間:11時~19時(最終日17時まで)

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グループ展は久しぶりです。融通が利かない性格のせいか、人と一緒に展示をやるというのは、どうも窮屈なものだと思っています。その点で一人でなにもかもやる個展は大変ではありますが、楽もしんどいも良いも悪いも得も損も称賛も罵倒も、全部一人で家まで持って帰れるところが好きです。


グループ展は違う。今回なら三人で事を成すわけで、個展とは心持ちが変わるものです。とはいっても作品を見ていただくのだから、力は抜けない。しかし他の二人との力学もある。以前にグループ展をやったときのことを、何となく思い出してきましたよ。


今回の三人は19年前の1998年に、大人数でのグループ展で一緒だった縁です。もっと早くにできるかと思ったのですが、なかなか各自のスケジュールが合わずで、ようやくこの度の運びとなりました。三人とも創作において、19年前と変化したところもあるだろうし変わらないところもあるでしょう。そのことを知っている人は、19日からの展示が余計に興味深いでしょうね。


場所は私のホームグラウンドの海月文庫さん。涼しくなっていい塩梅の気候です。天候が心配ですが、お出かけの際には、是非お立ち寄りください。どうぞよろしくお願いいたします。私の在廊日は、また追って報告させていただきますね。(10月21日土曜日は、私はたぶん在廊しております。)    

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私の予定は全てB5サイズの黒い手帳に書かれています。未だに携帯電話もスマートフォンも持っていないくらいなので、手書き記録帳といった趣です。記憶力が劣化の一途を辿っており、記憶代わりに記録として書いていないと、どんな大切なこともしっかり忘れ去ってしまいます。自慢げに話すことではないか…


その手帳、もう15年ほど同じ種類のものを使っています。慣れもあって使いやすいし、ちょっとした思いつきをメモしたり、取材でも割と役に立ちます。カバーの折り返し部分に切り抜きや個展のD.M.、映画のチケットなどが挟んであります。これを無くしたら、かなり動揺するでしょうね。


このところ毎年、ランニングをした日とその距離が書かれています。それに加えて手紙やハガキの投函数まで!変な人ですね、私は(笑)。なぜそんなことを記しているのでしょうね。走行距離と投函枚数。これって私にとっての自力の数なのでしょう、きっと。どちらの数値もが消え去ったときは、自力はどこへ向かっているんだろう?


手帳を見ると、そんな恥ずかしい自分がそこかしこに顔を出しています。とても他人様には見せられません。今年ももう残すところ3ヶ月弱。手帳も随分書き込み済みのページが増えました。手帳派としては、12月末まで、あれこれと書き込んでようやく年を越す気持ちになるのが実感というものです。

(*日記No.543 2012年10月29日掲載のリメイクです。) 

   

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