「ほっ」と。キャンペーン
個展のことを書く前に、今朝地震で東北・関東沿岸部で津波が発生しているようです。福島は特に早急の避難が必要とのこと。福島のみなさん、どうか、ご無事で。


個展『Life Is A Carnival』四日目。女性の多い一日でした。月曜日ということもあって、お客さんは少ないだろうなと思っていたのですが、案外月曜狙いの人もいて、それが女性に多いのがわかりました。開店からすぐに女性二人がいらして下さり、そのまま閉店までギャラリーの中に必ず女性の客さんの姿がありました。元気一杯で、声が大きく、よく喋る女性たち。彼女たちの会話で、場内に流れるBGMもよく聞こえないくらい(笑)。大いにうれしいことです。私がギャラリーでポツンと一人でいたら、さぞかし地味に見える展覧会でしょう。

今回の個展では、見よう見まねで切り絵を作ってみました。場内の賑わせにいいかなと思って。9月に入って、そそくさと準備して、二ヶ月で50枚を切って切って展示に間に合わせました。以前からやってみたかったのですよ。なかなかタイミングが見当たらずで、今回を逃したらもう切り絵はできないかもしれないと思ったのです。

原型のアイデアはメキシコのパペル・チーノを参考にしました。切り絵は世界中で行われている大衆芸術のようで、中国や欧州の超絶技巧の作品もネットや本で目にしましたが、どこをどう切ってよいのかもわからないほどもの凄い!あんなのは私にはとても無理なので、できる程度のものをと励みました。是非見にいらして下さい。

f0201561_07593859.jpg
f0201561_08005031.jpg
f0201561_08011060.jpg
f0201561_08013529.jpg
f0201561_08021057.jpg
f0201561_08030647.jpg
f0201561_08034156.jpg
添付されている画像の無断転用・使用を禁止いたします。





















[PR]
連日ブログを更新するとか書いておきながら、いきなり頓挫の二日目でした。どうもすみません💦 土曜日は開店からいきなりどさっ!とお客さんが押し寄せて来られ、目の回る忙しさが延々続いて閉店を迎えました。そこから恒例の絵本読み合いBARの開催です。満員御礼のなか、予想のつかない選書、読み芸?が続いて、本来しきり役をするはずの私もただの一お客さんと化してしまい、大いに楽しませていただきました。

そして最後は私の番。いろいろ迷って『鹿よ おれの兄弟よ』(福音館書店)という大判の絵本を読むことにしました。この四月に私は『焼き肉を食べる前に。』というインタビュー本を出したのですが、その制作過程において根幹にはずっと『鹿よ おれの兄弟よ』がありました。私にとって『鹿よ 〜』は、『焼き肉を食べる前に。』が出来上がるまでの指針になっていました。

『鹿よ 〜』を朗読をしながら、『焼き肉を食べる前に。』を作っている最中のいろんな気持ちが込み上げてきて、私は嗚咽し涙が止まらなくなってました。そのくらい『鹿よ 〜』は私に大きな影響力を持っていたのでしょう。たくさんのお客さんがいる前で、おいおい泣きながら絵本を読んでいる私、どう見てもおかしいですよね(笑)。しかもそれが主催者。ああ、情けない💦 またやらかしてしまいました。

三日目の昨日は、お客さんの多いときと少ないときの差が激しい一日でした。万遍なく均一に来てほしいなあと思うのは、私の勝手ですね。わかっているんです、はい(笑)。

f0201561_08034319.jpeg
f0201561_08021269.jpg
f0201561_08032321.jpeg
f0201561_08024450.jpg
f0201561_08030287.jpeg
添付されている全ての画像の無断転用・使用を禁止いたします。





















[PR]
この「中川洋典のえかきむし日記」のアクセスには、ある大きな傾向があります。絵本等の新刊発売の記事を書いたとき、フルマラソンのレース記事を書いたとき、個展を開催している最中の記事を書いたとき。この三つだけはアクセス数が(当ブログにしては)ぐぐっと伸びます。

この前の日曜日に岡山マラソンを走って、そのレース内容を書いたのが前回の更新時でした。予想通りいつもよりも多くのアクセスがありました。そして今日からは連日個展の報告をしようと考えています。切り札の持ち駒三つのうち、二つが連続していることで、このブログにしては読者往来の激しい日々がやってきてくれるといいのですが。普通のときでも、ずっとこんな風にならないかなあ(笑)。

さて昨日は個展の初日でした。意外と出だしは緩やかで、ポツリポツリの人手でした。寝不足でどこか焦点が定まらなかった私にとってはラッキーでしたね(笑)。お客さんとゆっくり話せる時間があり、のんびりしました。その中で、児童文学作家の竹内紘子さんが徳島から、F書店の編集者Iさんが東京から、ダンサーのYさんが韓国の済州島からと、遠くからの来阪に合わせて足を運んで下さった方も。ありがたいことです。

今日は2日目。夜は絵本の読み合いBARもあります(予約で満席になりました。すみません💦)。どんな一日になるんだろうか。楽しみだな。濃い一日になるといいな。みなさん、お待ちしております!

f0201561_07565197.jpg
f0201561_07571950.jpg
f0201561_07573467.jpg
























[PR]
一昨日の11月13日に、第2回おかやまマラソンを走ってきました。これでフルマラソンは11回目。今回も無事完走できました。タイムは4時間32分51秒。随分遅いですが、今の私としては、これが精一杯。やっぱり練習で満足に走れていない距離は、本番で走れるはずがないです。情けないですが、今回もそのことがよくわかりました。湿度はまあまあだったのですが、日差しが強く、郊外に出ると日陰の全くないコース取りなので、発表された気温(最高気温20℃)よりも身体に堪えるコンディションだったと思います。

昨年の第1回大会が大きな成功だったおかやまマラソン。少しピリピリした昨年の雰囲気とは違って、今年は運営に余裕が感じられた。私も二回目ということでコースが概ね頭に入っており、前回とは大きく違う。参加人数は約16,000人と昨年よりも増えている。かぶり物ランナーも多くなった。そのせいか、スタートをしてから、混雑が少し長く続き、時間のロスとペースの掴みが悪くなった。本当のランナーなら体内リズムが出来上がっているのだろうが、気分屋の私はどうもその辺がいい加減で流されてしまう。

6kmぐらいでまともに走れるようになってきた。ちょうど岡山中心部から郊外へ出てゆくあたりで、日差しが強くて気になる。前を走るおじいさんの背中は、既に汗でびっしょり。これは厳しい道中になりそうな予感があった。おまけに水分が体内に余計に残っていたのか、出走直前にトイレに行ったにもかかわらず、7km付近でまた行きたくなってきた。仮設トイレで順番を待つこと2分。あ~あ、もったいない。しっかり出して走り出す。湿度が低くて気持ちはいい。これで日陰ばかりだったら言うことはないのだが、残念ながら路面は日照りばかりだ。

10km通過のタイムを見る。エラく遅い。これはとても記録を狙えるペースではないな。事前の練習ではそれなりに走れていたが、どうも右のふくらはぎの奥にある筋肉が痛んでいるようで、28kmぐらいからが苦痛だった。そのことが頭にあって、思いきったハイペースのレースはできないだろうと思っていた。汗が多いので、後半はダメージが来るだろうと予想もされた。13〜4kmのあたりで、レース目標は完走(走る状態で終える。この場合、完歩は含まない)に変更した。それだって大変なことだろうな。

16km付近。折り返しのランナーがやってきてどんどん通り過ぎてゆく。すぐ横で「腕振れ〜!足出せ〜!」とでっかい声で叫ぶ女の人が。有森裕子さんだった。相変わらず怖いな、この人は(笑)。根っからの体育会系で、応援というよりは脅し寄りの励ましだった。橋を渡って進む。おかやまマラソンは坂道の少ないコースが主体だが、橋を渡るときはどうしても坂道になる。坂道では下半身の疲労度が実によくわかる。う〜ん、思ったよりもキテいる。給水所で塩アメをもらって気分転換。このアメをちゃんと置いているって、わかっているよなあ。

19kmを過ぎて、いよいよ中盤。正直言って、ここらから退屈なコースが続く。沿道の声を張り上げた応援がありがたい。それでも、ハイタッチとかは私はしない。できないのである。腕の振りも時間が過ぎると疲れてくるので、できるだけ省エネを通したい。かぶり物のランナーが後ろにいて、やたら声援をもらっている。何だろうと思って振り向くとピカチューと桃太郎がいた。そりゃ子どもは喜ぶわな。レース中間地点の21.1kmを通過。2時間13分か。ま、こんなもんだろう。ここから巻き返す可能性は…ないわけじゃない。

歩くことなく、走る。どれだけ遅くても、走ってさえいれば、それだけで儲けもの。これが私の今回のレースのテーマになったこともあって、回りのランナーのペースに惑わされずに走れる。25kmを越えると、1kmごとの表示が長くなってくる。まだか、まだか。26kmがなかなかやって来ない。右足のふくらはぎをかばっているせいで、今度は左足に異常を感じる。最後まで保つかなあ。心配だ。28kmに差し掛かる。ここらが私の練習時の泣き所、つまり執着心が薄れるポイントだった。走ってさえいれば…と念じる。

30km。最大の難関の旭川越えの大橋だ。急な坂道で歩くランナーが続出。ここを走って登らなかったら、おかやまマラソンへ来た意味がないじゃないか。強がりだけで身体を前へ押し出してゆく。きついな〜、本当に。下ってからは川沿いの土手の道へ。このまま8kmを北進する。去年もしんどかったところだ。33km表示のところで沿道の応援者から声をかけられる。「あと10km、がんばれ!」ちがうでしょ。あと9kmじゃないか。この苦しい1kmを勝手に省略するんじゃない。憤るだけの元気はまだあるようだ。

35kmで3回目のトイレ。腕の振りがいつも通りでないのか、左の背中が痛い。こんなことは初めてだ。そう、そうなんだ。何回走っても、同じレースはない。毎回が初めてみたいなものだ。練習もそう。だから退屈せずに続いている。あと7km、さあ、初めてのことを続けよう。緩やかな流れの旭川を左に見ながら、もっと緩やかに走る。長い長い1kmを繰り返し走り終えることでしか、このしんどさは消えない。39kmでようやく市街地への大通りに出る。よっしゃ、あと3km、ここまできたら、絶対に戻れるぞ。

去年は通り沿いに想像以上の観衆がいて感激した交差点だが、今年もたくさんの人だ。右足の小指の深爪がこの場で痛んできた。もうちょっとなんだから、大人しくしていろ!唇を舐めると、強烈な塩っ辛さだ。ああ、これだけ塩を吹いて、よく帰ってきたな。応援の声を聞きながら、大通りをバランス悪く走る。きっと見栄えの悪い走りなんだろうな。しかしこれしかできない。こうやってでしか、前へ進まない。やっぱり似ているよな、マラソンは。自分の生き方にそっくりだ。忘れていたけど、俺、55歳なんだよな。遠くまで来たよな。

シティライトスタジアムに入った。最後の400mは自分と他のランナーへの敬意を込めて、思いっきりダッシュをすると言ったのは村上春樹だったが、私だって同じだ。この景色を見たくて走ってきた。足のふくらはぎがちぎれそうだ。なぜこんな場所を私は走っているのか。もうちょっとだけ我慢して腕を振ろう、足を出そう。たくさんの歓声の中を、ゴール!晴れた空、緑の芝が目に入る。ふぅ〜、終わった…。顔や腕や足の表面は塩でザラザラじゃないか。手の甲をちょっと舐めてみる。新鮮な塩って美味しいな。


f0201561_12165147.jpg






















[PR]
昨年の今頃は、引っ越しとフルマラソンのレースと新作絵本の発売日とが、10日ほどの間に集中していました。当然心は落ち着きませんでした。差し当たって、今自分は何をしたらいいのかがわからなくなる。うろうろ迷っているばかりで、何も手につかない。仕方ないので、意味もなく段ボールに本やCDを詰め込んでは出しての繰り返し。そんな情けない日々が実際にあったのでした。結局全てのことは時間が解決するのですが、そのような心境に辿り着くには、何往復もの紆余曲折が必要な、察しの鈍~い男なのです、私は。さて今年はいったいどうなるんだろうね?

「ハネ」
f0201561_18451624.jpg


「雲より高い」
f0201561_18453932.jpg


「彼が感じた季節」
f0201561_18455505.jpg


「そろいぶみ」
f0201561_18461328.jpg


「食卓」
f0201561_18471110.jpg


「坂道の国から」
f0201561_18473339.jpg


「イゴイゴ」
f0201561_18474966.jpg


「居間」
f0201561_18481128.jpg


「横素顔」
f0201561_18482896.jpg


「フリオを待つ」
f0201561_18484720.jpg


「夕べお母さんが死んだ時、逃げても逃げても一晩中涙はついてきた」  
f0201561_18491119.jpg


  
「刈り取り」
f0201561_18493638.jpg


「タパ」
f0201561_18495393.jpg


「流れ星野郎」 
f0201561_18501626.jpg

                 
「白いハート」
f0201561_18504570.jpg
         添付されている全ての画像の無断転用・使用を禁止いたします。





















[PR]