この前の日曜日に、ベランダと窓ガラスと網戸の掃除をしました。お昼前あたりから始めて、昼食を挟んで5:00ぐらいまでやっていました。掃除と一口に言っても、掃く、拭く、洗う、こするなどを、いろんな不自然な姿勢で続けるわけですから、慣れないハードワークそのものです。夕刻にはふらふらになってしまい、晩ご飯を食べたら素早くお風呂に入ってさっさと寝ました。掃除はいい体感トレーニングになると誰かが言っていましたが、その夜の眠りに深さが言葉の正しさを証明していたと思います。眠りへの助走もなにもない、即熟睡、夢も見ず朝まで失神状態でした。


天候や気温や湿度によるものもありますが、気張って掃除をしたおかげで、今日はとても気持ちがよかった。掃き拭き洗い清めらたのは、私の心持ちなんだろうな。夏を前にして、毎年やるベランダ周辺の掃除。ある種の決意を持って、秋〜冬〜春の間に汚れに汚れた窓や網戸をゴシゴシ洗う。どんな決意かって?年々苦手意識が募る夏を快適に過ごせるますように。こんなに気持ちいいのなら、定期的にやればいいのですが、それがどうしてできないんだろう。


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ああ、でもやっぱり私は、こんな冬の雪の朝が一番好きだ!



















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来月にあるトークイベントのお知らせです。


6月4日(月)夜7:00〜9:00に、まちライブラリー@もりのみやキューズモールにて、拙作『焼き肉を食べる前に。』の制作にまつわるお話をさせていただきます。こういうのは主催者さんの紹介文をそのまま読んでもらうのが、一番わかりやすい!(笑)

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「僕は絵本の中で初めて出会った」 ~絵本作家・中川洋典さんを招いて~

毎月第1月曜夜にまちライブラリー@もりのみやキューズモールで開催される本づくりの舞台裏が知れるシリーズイベント。

6月は『焼き肉を食べる前に。』(解放出版社)http://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784759250367の作者である中川洋典さんをお招きし、牛や豚がお肉に変わっていく「屠畜」について中川さんが感じたこと、考えたこと、伝えたいことなど、盛り沢山にお話しいただきます。「肉ははじめから『ある』ものじゃない。いろいろな人の手をかりて『つくられる』ものなんだ」


〈プロフィール〉

1961年京都府舞鶴市生まれ。大阪府在住。子どものころから絵を描くのが大好きな“えかきむし”で、そのまま大きくなって絵本作家に。好物は魚・野菜・米、もちろんお肉!6月中旬に新刊絵本、10月に個展を予定しております。

<主な作品>

◯絵本

『イチからつくるカレーライス』(農文協)、『はしをわたってしらないまちへ』(福音館書店こどものとも)、『だから走るんだ』(あかね書房)、『おこのみやき』『きみの家にも牛がいる』『太鼓』『かわと小物』『くつ』(解放出版社)、『ピオポのバスりょこう』(岩崎書店)、『えかきむしのきもち』『きいてるかいオルタ』(童心社)、『そらからかいじゅうがふってきた』『デデとひこうき』(文研出版)など

◯挿絵

『おいべっさん』(解放出版社)、『すすめ! ドクきのこ団』(文研出版)など


- 開催概要 -

【日時】2018年6月4日(月)19時~

【会場】まちライブラリー@もりのみやキューズモール

(大阪市中央区森ノ宮中央2-1-70)

http://machi-library.org/where/detail/563/

【カタリスト】中川洋典(絵本作家)

【参加費】500円(ワンドリンク付)

【お申込】本イベントページで「参加する」をクリック。または下記フォームよりお申込みください。

https://goo.gl/forms/Ytl2Pp4NnoQHx8ig2

【イベント主催】

版元ドットコム西日本&まちライブラリー


facebookはこちら

https://www.facebook.com/events/321859821677586/

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今回のイベントは「版元ドットコム」という団体(加盟264社)の西日本グループで毎月1回、第一月曜日に実施しておられるもので、森ノ宮のキューズモールにある「まちライブラリー」とのコラボです。

http://machi-library.org/where/detail/563/

イベント会場の「まちライブラリー」は、上記サイトを参照ください。なかなか面白い試みによる場だと思っております。普段は場内のカフェや読書のための椅子や机を、トークイベント時は並べ替えて使っておられるそうです。月曜日の、それも夜という妙な時間でありますが(笑)、本の販売や、新刊絵本の情報も携えてお待ちしておりますので、興味のある方は是非いらしてみて下さい。 


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先日電車でのこと。吊り皮を握って立っていると、前に座っている女性がスマートフォンで絵を描いていました。画面が小さいので、画像を拡大しては指で画面を執拗になぞり、何度も線を入れ直し、全体を把握するために小さくしてチェックする。その繰り返しをやっていました。デジタルの絵なので元のデータに戻ることができるから、納得いくまで修正できる。手描きでこれをやると、絵が汚れたり痛んだりして、悪化する恐れがある。それはわかっています。しかしです。私は彼女のように粘っているだろうか。その絵が到達できるたかみへ向かって、彼女がやっているように、何度も何度もトライをしているだろうか。アナログの手描きで制作していることを理由に、適当なところでごまかしていないだろうか。ずっとそう思って見ていました。



「オヒガン」

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「光と影」

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「おみくじ」

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「トンネルを抜けるとこんな世の中だった」

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「干し柿」

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「こんな世の中捨てて、天へよじ登ります」

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「birds in the tree」

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「由良海岸の眺め」

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「ワサビの味」

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「スイミーをさがして」

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「おうまがときは」

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「三人娘」

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「雲雄」

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「カモメ とぶ」

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「窓辺にて」

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 添付されている画像の無断転用・使用を禁止いたします。



















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日も暮れて、今日も真面目に絵を描きました。今日中にあと一枚をなんとか仕上げたいところですが、どうでしょうか。老眼が進行し始めてから、細の作業がアバウトになり、しかも遅くなりました。肉体的な問題で作画に影響するのは、主に眼と手です。右手はこれまで、突き指や切り傷、指先の火傷など、ちょっとした荷を背負って絵を描いたことはあるのですが、眼は3年ほど前から徐々に荷が重くなってきている気がします。20年ほど前に描いたペン画を見たら、目がしょぼしょぼして、いつまで経っても焦点が合わなかったことがあります。自分で描いた絵なのに💦


それなら太い筆でぐいぐい描くような作風にすればいいじゃないか、と言う声も聞こえてきそうですが、そんな簡単に作風は変えられないです。少なくとも不器用な小心者の私にとって、いきなり新しいスタイルに飛び込むのは、とてつもなく大きく無謀な冒険です。それを仕事でやるのは、しっかり納得がいくようなウォーミングアップがあってのことだと思う。私的実験で描くのはいいけれど、いきなり仕事の本番というわけにはいかないです。当たり前とは言え、商業美術の世界って結構厳しいものですね。私なんて、舐める程度にしか知らないのだろうに。


最近は、面相筆を握るときは、めがねを外して、顔を紙に近づけて絵を描いています。なんか、棟方志功の老眼バージョンみたいだなあ(笑)。


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何をするでもないG.W.です。陽気はいいし、時間の流れもどことなく緩やかで、絵を描いたり音楽を聴くには最高の季節です。今よく聴いているのがポール・マッカートニー。中学生の頃からの長〜いお付き合いです。何を聴いているのかというと、マイ・フェイバリットの『RAM』。数あるポールのアルバムの中でも、私は71年のこのアルバムが死ぬほど好きです。出会ったのは二十代になった頃で、いわゆる後追いでしたが、その後三十代になっても四十代になっても、そして五十代の今も好きなまま変わらずです。


実はこの作品を好きだという人に出逢ったことがほとんどありません。他にも傑作とかベストセラーの類いはいくらでもある人ですし、発売当時はどうも不評だったようです(特に評論家筋にはボロクソだったそうで)。ただ、心に響くという点で『RAM』は忘れられないアルバムです。2001年に70年から84年ぐらいまでのポールのベスト盤『WINGSPAN』には、驚くなかれ『RAM』から実に5曲が選ばれていて、あれはうれしかった。どうだっ、ほら、言わんこっちゃないだろう!ってな感じで(笑)。


いつもクールかつ快調にヒットを飛ばす彼が、『RAM』ではもう錯乱状態の一歩手前みたいな有り様です。発禁ものの「モンクベリー・ムーン・ディライト」の絶叫ヴォーカル、ジョン・レノンとの兄弟喧嘩そのまんまの「トゥ・メニー・ピープル」(ジョンは『IMAGINE』の裏ジャケで『RAM』のジャケットを揶揄しています)、毒まみれの「三本足」。演奏も潰れかけの納屋みたいなリズム・セクションで、ホームメイドという言い訳がキツい。この頃はリンダも十分な演奏力がなかったし、なにより人間ポール・マッカートニーが相当混乱した辛い時期だったみたいです。


ヒットした「アンクル・アルバート~ハルセイ提督」の穏やかさには、逆に精神疲労にまみれた生活からの逃避を感じてしまう。最後の「バック・シート・オブ・マイ・カー」では唄声が悲鳴に聴こえます。~僕達は間違っていない 絶対間違っていない~というエンディングで胸がやたら熱くなるのは、たぶんストレスまみれのポールに共感する自分がいるからです。初めて聴いたとき、この曲ぐらい自分のやるせなさ、無力さを代弁してくれた作品はなかったと思う。これぞソウルフルだと言わせてもらいましょう!


ポールはプロ中のプロですから、こんな作品を二度と作ることはありませんでした。だからこそ『RAM』は私の中で確固たる居場所があるのでしょう。昔ポールがインタビューでこんなことを言っていました。<ニューアルバム(『RAM』のことね)の評判が良くない頃、家族でスキーに行ったんだ。そうしたら、ゲレンデの上から滑り降りてきた男性が、僕らを見つけて話しかけてきたんだ。「ポール、今回のアルバムは、最高だ。俺は大好きだ。あれはいいよ!」って。僕としたら、もうそれでO.K.って感じだったね。>


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