ここ数年、知り合いのミュージシャンのライブにお邪魔して、ステージの様子などを絵に描かせてもらっています。回数としたら、多くても月2回ぐらい。つい先日も大和高田市のライブハウス、jamstockさんへ行ってまいりました。お目当は、当ブログでもおなじみのアミタメさんでした。

当日のライブ。ほんわかしたリラックスと熱気が混ざった、とてもいいものでした。面白かったのは、ライブの場に小学生の顔がちらほら見られたことです。これは一般的に言って珍しいことです。子供たちにとって、ライブハウスは出入りするには敷居が高い。いわゆる大人の社交場でもあるし、時刻も遅くなる。彼らはどうやら店主やお客さんの、子供さんお孫さんであるらしいことがわかってきました。それで妙に場慣れしていたのですね(笑)。

私は最後列で絵を描いて楽しんでいました。すると二人の小学生が側に寄ってきて、クロッキー帳を見せろと言ってきました。ステージでアミタメさんが曲を演奏する中、二人は熱心に50枚ほどある荒っぽい殴り描きの絵を見ていました。一通り見終わると、二人ともおもむろに絵が描きたいと言い出し、私のクロッキー帳に何か描かせろとせがんできたのです。

残念ですが、それは断りました。「描きたのなら、自分で準備してください。これは私のお絵かき帳です。」無念そうな、ストレスの発露を失ったかのような二人の表情、それがとてもよかったのです。何よりも、私の描いた生っぽい絵を見て、絵を描きたくなったと評価してくれた!これに勝る誉め言葉はないです。

彼らは昨日の私だ。彼らと私を繋いでいるのは、えかきむしのきもちだ。お互い初対面で、年も違えば住んでいるところも違う。けれども、なんの説明がなくとも、絵はそんな壁を軽々と越えて行く。これでまた、私も少しだけ大人になったね。

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個展のお知らせを。

来月下記の日程で、大阪の海月文庫さんにて2年ぶりに個展を予定しています。昨年は三人展や絵本原画展をやりましたが、やっぱり一番好きなのは新作だけの個展かな。10月初旬の三連休もありますので、どうぞ遠方の方もいらしてくださいませ ♪

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『SATURDAY IN THE PARK 』〜 サタデー・イン・ザ・パーク〜
場所:海月文庫アートスペース https://www.kuragebunko.com

期間:2018年10月3日(水)〜9日(火)
時間:11:00〜19:00
   (10月6日(土)は18:00まで、
    最終日は17:00まで)
イベント:10月6日(土)18:00から絵本の読み合いBAR&More(要予約)。
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在廊予定ですが、期間中のウィークデー(10月3、4、5、9日)は午後2時より閉店までいます。三連休の10月6、7、8日は開店から終日在廊しております。

みなさんにお越しいただけるよう、目下奮闘中ですので乞うご期待を!来てね♪   


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先月亡くなった人で最も喪失を感じたのはアリーサ・フランクリンです。(アレサではない。アレサは和英語だと思う。英語の発音は、どう聞いてもアリーサだ。)私がソウルミュージックにのめり込むようになった1980年代後半は、アリーサにとってはあまり良い時代ではなかったと思います。長い活動を経て勢いが落ちてきた頃で、音楽機器の進歩のせいであの声が活きなくなった時代でした。肉親の死もありました。それでもアリーサはアリーサだった。87年の『One Lord One Faith One Baptism』は72年の『Amazing Grace』から15年を経てもアリーサが頭抜けたゴスペルシンガーであることを証明していました。

後追いの形で私が60年代〜80年代半ばのアリーサを体験して確信したのは、オンタイムであの唄を浴びた人はどれほど興奮しただろうかということでした。羨ましいなどという言葉ではとても伝えきれない。もしあの唄を十代で聴いていたら、耳が不感症になってしまったかもしれない。あれは神様からの贈り物としか考えられません。疑いの余地はないです。彼女はピアノの演奏も鳥肌が立つぐらいに素晴らしい。作曲の才、アレンジの能力も超一級品です。しかしアリーサはあの声を持ってしてアリーサ・フランクリン足り得たのです。2018年8月、それが永遠に失われたのです。

今から13年ほど前に音楽のメルマガ用にアリーサのことを書いた文があります。それを載せて追悼にしようと思います。
心より冥福をお祈りします。


『音楽教師着任』

A月B日(はれ)
きょう、がっこうにあたらしいせんせいがやってきました。アリーサせんせいといって、ふとったおおきなひとです。たいいくかんでこうちょうせんせいが、みんなにアリーサせんせいをしょうかいしました。するときゅうにアリーサせんせいはピアノをひきはじめ、おおごえでうたいだしました。なにごかわかりませんが、だんだんサブイボができました。なんかきもちがブルブルして、とびはねたくなりました。そしたらとなりのしげるくんが、「ギャー!」といってわめきました。みんなおなじきもちだったみたいで、たいいくかんはもうおおさわぎになりました。

C月D日(くもり)
アリーサせんせいのじゅぎょうはすごいです。おんがくしつでてびょうしで、ひとりずつたって、せんせいといっしょにうたいます。さいしょはみんなしずかでしたが、だんだんこえがおおきくなってゆきました。ぼくはこくばんにかいてあるR-E-S-P-E-C-Tを、いちばんおおきなこえでさけびました。そのいみは、ひとをうやまうことだとせんせいはいいました。きがついたらほとんどたったまま、45ふんがおわりました。じゅぎょうのあとは、いちにちじゅう、じっとしていられませんでした。ぼくはおかしいのかなあ。

E月F日(はれ)
かていほうもんのひです。おかあさんはきんちょうしていました。アリーサせんせいがくると、おかあさんは「ハレルヤ!」とさけびました。せんせいはげんかんで、いつもの『オー・ハッピー・デイ』をうたいました。そのあとせんせいのことをいろいろききました。せんせいのおとうさんは、ゆうめいなぼくしさんだったそうです。そのうちきんじょのひともあつまってきて、せんせいはにかいのまどからうたいだしました。マイクもないのに、すごくひびきました。かていほうもんなのに、うたってばかりのせんせいでした。

G月H日(あめ)
テストのひです。アリーサせんせいのピアノにあわせて、たのしくうたうテストです。じぶんのばんがくるまでは、ドキドキしていました。でもうたうときにせんせいが「カモン!」というと、じぶんのしらないこえがかってにでてきて、どんどんうたがわいてきました。からだもきもちもあつくて、どこかをグルっとまわってきたかんじでした。うたいおわったら、せんせいはとてもうれしそうに「ビューティフル!」といってくれました。あれだけふっていたあめがやんで、にじがかかっていました。

I月J日(はれ)
きょうアリーサせんせいはアメリカへかえります。さいごにせんせいをおくる『エイント・ノー・ウェイ』をみんなでうたいました。はなたばをわたすと、せんせいのおおきなめからポロポロなみだがながれていました。アリーサせんせいにであってよかったです。これまでおんがくのじゅぎょうはたいくつでしたが、いまはだいすきです。うたうことがたのしいって、しりませんでした。ぼくはおおきくなったらソウルのかしゅになりたいです。そしてアリーサせんせいとデュエットしようとおもっています。おしまい。









































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今日は個展のお知らせを少々。下記の日程で、海月文庫さんにてやります。
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『SATURDAY IN THE PARK 』〜 サタデー・イン・ザ・パーク〜
場所:海月文庫アートスペース
期間:2018年10月3日(水)〜9日(火)
時間:11:00〜19:00
   (10月6日(土)は18:00まで、最終日は17:00まで)
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期間中にほのかなイベントも考えております。場所は大阪ですが、10月初旬の3連休も含んでおりますので、どうぞ遠方の方もいらしてください。
目下D.M.準備中です。来週頭には投函できると思いますよ。どうぞお楽しみに。
それでは3ヶ月ぶりの蔵出し画像をいってみよう!


「島々清しゃ」

「深海魚」


「坂道レース」

「作品展3」

「港に生まれて80年」

「現代社会をいくるということは、情報の乱射をかいくぐって生活してゆくということかいな?」

「夜草」

「モダン・タイムズ・ファクトリー」

「ハーモニー1」

「広場の昼下がり」

「君も天才と呼ばれてはや6年」

「眠る池1」


「冬後春先」

「ずいぶんながく」

「春になったら籾穀こさえて」
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急に涼しくなってきた夏。風が絵描き部屋を通り抜けてゆく。こんな快適な夏もあったのだね。それでも暑いけど。

昨日の夜の寝床は、読書に最適だった。血なまぐさい本を読んで寝たら、案の定夢の中で革命が起こった。夏は暴動の季節でもあったのだね。暑いと気も短くなるさ。

衝動買いしたお鍋でラタトューユを作って食す。冷たいものばかり食べているから、たまに温かい食事が恋しく感じる。夏は案外熱々の料理がおいしいのかもしれないな。毎日はいらないけど。

体は動かしてはいても、それが体のためにはなっていないと思うこの頃。体の声を聞いて行動していないから、余計なところの負荷ばかり増えて、肝心な鍛えどころに手が回っていない。ダメだね、それは。ちょっとは聞く耳を持とう。

窓の向こうの入道雲、おまえにだけ話そう。今日から放ったらかしの作業を動かすことを。あんまり知らん顔をしていたら、もの作りの神様にふざけるな!と叱られそうで。

ブログを読んでくださるみなさん。夏の日には、食事と休息と鍛錬を。じゃ、今から、模索します♪

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