731 <朝の連続テレビ小説>

私は朝からテレビをつけるのが大っ嫌いで(静かに新聞を読みたいのです)、NHKの朝の連続テレビ小説(以下朝ドラ)は全く見ていませんでした。録画という方法もありますが、そうまでして見たいと思うわけでもなく、早い話しが全然ターン・オンしてこなかったわけです。唯一見たのは14歳ぐらいのときに放映された『水色の時』だけです。それが何を思ったか、2年前の『梅ちゃん先生』を突然見始めてからというもの、毎日録画予約をしては夜に見るサイクルを確立してしまい、今の『花子とアン』まで続けて見ています。それだけでなく、BSで再放送されている作品も同時進行で見ているので、このところ朝ドラ二本立て鑑賞の日々が続いています。変われば変わるものですね。


私が見た数少ない朝ドラは『純情きらり』『ちりとてちん』『おひさま』『梅ちゃん先生』『純と愛』『あまちゃん』『ごちそうさん』の7本、現在進行形なのが『カーネーション』と『花子とアン』の2本です。トータルしてたった9本で、作品の好みや出来不出来などもありますが、『カーネーション』は突出している印象があります。とにかく脚本が素晴らしい(特にセリフに力がある)のと、尾野真千子の演技が強力。『ちりとてちん』も最初は乗れなかったのですが、途中からグイグイ引き込まれました。『あまちゃん』はシリアスなのに荒唐無稽に近いシナリオを、破壊的なキャスティングで押し切った作品で大好きでした。


朝ドラに見向きもしなかった私が、なぜ『梅ちゃん先生』に惹かれたのかは、今もって謎です(笑)。制作発表のときから、これは見るべきであると決めていましたから。時代設定や主人公のキャラクターなどは、全く目新しいとは言えないですし、脚本だけなら他にも優れたものがあったと思います。そのときの気分が、なんとはなく、ほのぼのしてみたい、そんな欲求があったのかもしれません。ほとんど朝ドラのビギナーだった私にも、『梅ちゃん先生』は入り易い筋書きで、期待通り毎回ほのぼのさせてもらいました。若くていい役者さんの青田買いをする楽しさも理解できた次第です。主題歌だけはどうにもこうにも受け入れ難く、録画再生ではいつも飛ばしていました。あれはちょっと…。


半年という長丁場を見せるための工夫も、見ていてなるほどと感心します。あくまで15分枠で力を発揮する番組なので、放映終了後によくある総集編ものを見ると、いつも決まってがっかりします。それは仕方ないことで、ショート・ストーリーを幾つ繋いでも、長編小説になったりはしないわけですから。朝ドラとはいうものの、見るのは決まって夜。一日も終わりのほっと一息つく時刻に見る15分ドラマ。こう書くと、なかなか昭和的ですね(笑)。もしかしたら、子どもの頃にテレビの前に家族が集まって、みんなでくつろいだ気持ちを、今取り戻したいと思ったのかもしれません。


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by ekakimushi | 2014-08-06 13:31 | 私のお気に入り | Trackback | Comments(0)
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