748 <クライマックスシリーズの矛盾と愉しみ>

プロ野球は今日からクライマックスシリーズ(CS)が始まります。私はどうも古くさい体質のファンらしく、未だにこのプレーオフのCSには馴染めません。その辺のことを日記No.275<野次争論:パ・リーグ3位と日本一と>に書いているので、右のカテゴリの野次争論をクリックして一度読んでみて下さい。

今年も巨人に7ゲームからの大差をつけられた阪神や広島、オリックスとソフトバンクに6.5ゲーム差の日本ハムが下克上を目指してCSを戦いますが、これだけ引き離されてシーズンを終えたチームが日本一になるチャンスがまだ残っている矛盾は、普通に考えれば野球チームの強さを表わすことができない制度といえます。シーズン終了時に1位である価値は、CSによっていとも簡単に失われます。それが了解されたかのようにまかり通っている背景には、NPBとその周辺の様々な思惑が働いているのでしょう。何にしてもグレーゾーンがあまりにも幅を利かせ過ぎたシステムです。

しかし間違った制度の楽しみ方というのはあるもので、セ・パともシーズン3位のチームが勝ち上がってくれないものかと毎年願ってしまいます。現実にはなかなかそうはいかないようですが、2010年のロッテのようなチームが頻繁に出るようになると、CSの意義自体が問われる気がするのですが。

今年は巨人とソフトバンクはメガクラスの補強でシーズン1位には順当の感がありますが、オリックスが首位とゲーム差なしで2位に入ったのは評価できます。実はこの春に一度だけ京セラドームへ観戦に行ったのですが、それまでオールラウンドに戦力が完備されているとは知らなかったので、ゲームを見てとても驚いたものです。10月2日の大一番の勝負に敗れても、森脇監督が負けたとは思っていない旨の談話もあり、今年のCSの主役がオリックスになる可能性は大いにあります。

強者でありながら2位に甘んじたオリックス。1位ながらCSには滅法弱いソフトバンク。この両者の対決が実現すれば、かなりおもしろいことになるでしょう。一方セ・リーグも侮れない。こちらもCSにはとことん弱い阪神が意外と戦力的に充実している現状を見ると、阪神VSオリックスの西日本シリーズになるケースがあるかもしれません。両チームともCSがなければ今シーズンはもう終わっていたはずです。矛盾した制度に上手く乗っかったチームが日本一になる、そんなプレーオフの予感がします。
さあ、今年もCSの始まりだ!

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ハードワークを要求される遊撃手では史上初の3年連続でフルイニング出場、しかも今年は自身過去最高の打率.313と出塁率.406をマークした鳥谷。日本最高の遊撃手の膝の具合はどうなのかが注目される。























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by ekakimushi | 2014-10-11 12:39 | スポルト日記 | Trackback | Comments(0)
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